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[広島大学総合博物館]博物館から始まる「小中高大連携」!?

こんにちは、学生広報アンバサダーの三宅南緒です!

12月14日に、広島大学総合博物館の皆さんと私たち明治大学博物館とで対談を行いました!

広島大学総合博物館の中坪孝之館長、明治大学博物館の千葉修身館長、両館学芸員の黒島健介さん、外山徹さん、忽那敬三さん、そして広島大学総合博物館の学生団体「HUMs」の鎌田沙希さんとお話をさせていただきました。

「小中高大連携」!?

明治大学博物館は商品・刑事・考古と、人文学にまつわる展示が多い博物館ですが、広島大学総合博物館は、生き物や化石などの自然科学にまつわる展示が多い博物館です。

両館の現状や学生団体による活動をお話しするなかで、中坪館長が提起された「博物館と小中高大の連携」は、明治大学博物館や他の大学博物館にも広がりを見せると良いと感じました。

小学生は特に、好奇心にあふれる年頃です。様々なものを見て、触れて、何が好きなのか、何を知りたいのか、いろいろな選択肢を持てる時期でもあります。

実際に私も小学6年生で太宰治『人間失格』に出会い、彼の作品に惹きこまれてから、今もその魅力から逃れられていません😶
それだけ小学生のころに触れ合う「何か」は重要だと思います。
大学博物館が自治体と連携することにより、児童や生徒がその「何か」に博物館という選択肢を持ってもらいたいと強く感じました。

デジタル社会と博物館

オンラインミュージアムやデジタルアーカイブなどで、自宅から展示品や収蔵品を閲覧できることはデジタル社会の恩恵だと言えます。一方、現物を観て心が動かされる経験は、博物館へ足を運ぶことでしか叶いません。

ハンズオンでの展示やわかりやすい解説など、「若者の博物館離れ」に対して、もっともっとアプローチできる!ということを今回の広島大学総合博物館の皆さん、そしてHUMsの鎌田さんとお話しする中で確信しました。

博物館はデジタル社会に至って、役割や機能を変化させつつ更に発展していく未来を感じる対談でした。

両館のキャラクター「めいじろう(明大)」と「ヒロッグ(広大)」を持って記念撮影

対談全編は広大博物館『HUM-HUM』で!

noteでは対談のごくごく一部を取り上げました。
対談の全編は、2024年3月頃に発行されるHUM-HUM(広大博物館のニューズレター)に掲載されます。発行後に改めてお知らせしますが、下記のリンクからぜひご覧ください!

明治大学博物館学生広報アンバサダー
文学部日本文学専攻2年 三宅南緒