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【学生広報アンバサダー】SDGsってなに?

みなさんは、もし、こんな質問をされたらなんと答えますか?

こんにちは!学生アンバサダーの髙島未奈です!

最近はテレビやSNSの影響もあって、SDGsという単語の認知度が大分広がったような気がします。

でも、実際に冒頭のような質問をされたら詳しく説明できる人は、あまり多くないんじゃないかなと思います。

私も詳しくは説明できません…

と、いうわけで今日は私と一緒にSDGsについての理解を深めましょう!!

まず、SDGsとは、17の目標とそれを達成するための169のより具体的な取り組みのことです!

169という数字だけ見るととても膨大だし、自分とは関係の無い壮大な話なのかな?と思っちゃいますよね。

でも、SDGsの取り組みって探してみると意外と身近にあるんだなぁと思いました。

例えば、先日投稿したOn a slow boat to ...さんの記事の中でも少し取り上げさせていただいた、明治大学政治経済学部大森ゼミの養蜂プロジェクト。

実はあの後、活動報告会にもご招待いただき、より深くお話を聞かせて頂くことが出来ました。

大森ゼミの養蜂プロジェクトの目的は、
・地域の生態系の理解と自然と共生した豊かさの創出
・地域の新たなネットワークの形成
大きく分けて、この2つなんだそうです。

地域の方々と養蜂を一緒に行ったり、活動報告でコミュニティが広がったり、ヒトとヒトが繋がっている点では、「11 住み続けられるまちづくりを」に。

養蜂の過程でボロボロになってしまった巣箱も蜜蝋キャンドルにして、無駄を作らない点では「12 つくる責任・つかう責任」に。

環境に悪影響を及ぼさずに、動植物を上手く活用して蜂蜜を生産している点では「15 陸の豊かさも守ろう」に。

私が考えただけでも、3つのSDGsへの取り組みが思い浮かびました。

ですが、大森ゼミの学生さんは「特別、SDGsに当てはめて活動を行っている訳では無い」とお話しされていました。

自分が好きでやっている活動が、気付いたらSDGsの取り組みになっているということですね。

私は、これこそがSDGsとヒトの関係の理想形なのではないかと思います。

SDGsをしよう!と意気込んで、「毎日ゴミを拾うぞ!」「プラスチックを一切使わないぞ!」といった無理な目標を掲げても、きっと長くは続かないと思うんです。

でも自分の好きなことだったら、背伸びをする必要もないので、無理なくずっと続けていけますよね。

私たちの神田学生街プロジェクトも、SDGsの項目の1つ「11 ずっと住み続けられる街づくりを」に大きく関わっていると言えるんじゃないかなぁと思います。

「ずっと住み続けられる街」と聞いて、みなさんはどんな街を想像しますか?

もちろん環境や物理的な問題ももちろん関わってくると思います。

でも1番大切なのは、その街のことを知って愛することなのではないかと、この活動を通して感じました。

私自身、1・2年の和泉キャンパスは京王線の明大前が最寄り駅なので、学生広報アンバサダーの活動をするまで、御茶ノ水についてはあまり知りませんでした。

むしろ明大前の居心地が良すぎて、3・4年生になってもずっと明大前にいたい!とまで思っていました。

でも、アンバサダーの活動を通して、これまで記事にさせていただいたお店を始めとする今まで知らなかった素敵なお店を知ることが出来たり、お店の人の温かさに触れさせて貰ったり、気付いたら明大前と同じくらい御茶ノ水が大好きになっていました。

博物館に対しても同じで、私は今までずっと知りもしないまま何となくお堅いイメージを持っていました。

アンバサダーに参加させて頂いた当初も、自分はもしかしたらめちゃくちゃ場違いな存在なのではないかと感じていました。

でも実際に行ってみたら、歴史の教科書の小さな写真でしか見たことが無い道具が沢山飾ってあったり、教科書では1行でまとまっているような事が詳しく深掘りされていたり、歴史に詳しくなくても楽しめるような場所でした。

最初は難しそうだなと思って不安だったアンバサダーの活動も、心の底からとっても楽しいです。

なんとなくで遠ざけてしまうことが1番もったいないなと思ったし、「知る」ということの大切さに気付きました。

街に限らず、ヒトもモノも、知らなければただの文字や記号に過ぎないのかもしれません。

でも、ちゃんと「知る」ことで愛着が湧いて、大切な存在になります。

これは、SDGsも同じなのではないかと思います。

「最近よくテレビで聞くやつ」「あんまり分からないけどなんか難しそう」

そう思って遠ざけていたら、ずっと自分とは無縁のアルファベットの単語に過ぎないですよね。

でも、ちゃんと内容や背景を知ると、意外と身近に感じられるものだと思うんです。

私はアンバサダー活動のおかげで、たくさん素敵なお店や人に出会えて、御茶ノ水の事を知ることが出来て、好きになれて、本当に幸せだなぁと思っています。

私たちの活動が、皆さんが自分の住んでいる街や普段当たり前に近くにあるヒトやモノを大切にするきっかけになったら凄く嬉しいです。

そしてそれこそが私たちが1番手軽に始められるSDGsなんじゃないかなあと思います。

みんなが自分の好きを大切にした結果が、SDGsにも繋がっている。

そんな世界になるといいなぁ。

長くなってしまったので、そろそろ記事を終わりにしようと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!