米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館【のんびり神田学生街】
今回は駿河台キャンパスの近くにある明治大学のマンガ図書館をご紹介します。
この図書館は明大生にはあまり知られていませんが実は凄い場所なんです!
2021年3月19日に国内最大級のマンガ専門の図書館「現代マンガ図書館」が、新宿区から駿河台キャンパスに場所を移して米沢嘉博記念図書館と一体化しリニューアルオープンしました。
米沢嘉博記念図書館は「コミックマーケット(コミケ)」創立者の一人としても知られる明治大学出身の米沢嘉博さんのプライベートコレクションを約14万冊も所蔵しています。
現代マンガ図書館は神田生まれの内記稔夫さんが1955年に開業した貸本屋「山吹文庫」の蔵書を基に、大衆文化を支えたマンガ本が散逸することを惜しみ、1978年に日本のマンガ専門図書館として設立されました。そして、2009年にコレクションが明治大学に寄贈され、蔵書は未整理のものを含め約27万冊もあるそうです。
両館が一体化したことによって、重複するものはあるものの、マンガ関係資料としては日本最大級の蔵書数を誇る施設となっており、両館の本たちが今後の日本のマンガ研究に重要な役目を果たすことが期待されています。
この図書館は一階が展示室、二階が閲覧室となっていて、明治大学の学生であれば無料で利用することが出来るんです!
古い少年誌や有名な作家の初期の作品などを読むことが出来るので、興味のある方もあまりマンガに詳しくない方も大学生であるうちにぜひ訪れてみてください!
アクセス
JR御茶ノ水駅より徒歩7分、水道橋駅より徒歩8分 地下鉄/神保町駅より徒歩8分
開館時間 平日(月・金のみ) 14:00-20:00
土・日・祝 12:00-18:00
休館日 火・水・木、年末年始、特別整理期間
公式HP
博物館学生広報アンバサダー 川亦壮祐